2011年10月29日と30日の両日、瀬戸第九をうたう会は、日本全国の仲間とともに、かつての南宋の都〝杭州〟で、杭州余暇博組織委員会の主催のもと、第九コンサートをひらき「時代の潮流が残酷に切り裂いたものを、再び結びあわす。すべての人間は兄弟になる。」(合唱詩)とうたいあげました。
瀬戸と杭州、わたくしたちの地域と世界の古くて新しい物語のはじまりです。
ともに うたい、ともに聴きませんか〝第九交響曲〟を。あたらしい歴史ひらく この21世紀に! 「時代の潮流が残酷に切り裂いたものを、再び結びあわす。すべての人間は兄弟になる。」 第四楽章クライマックスの合唱詩はアジアと世界の過去と未来を示唆しているのでしょうか。 1983年に発足いたしました瀬戸第九をうたう会は、この間、小澤征爾氏をはじめ内外のマエストロを指揮者に迎え、或いは、地元瀬戸にとどまらず上海そして杭州にも遠征するなど、その足跡を長く連ねて今日に至っています。 地域の音楽文化そして地域とアジアの人々との民間交流に少しづつでも協力しあいながら、ともにうたい、ともに聴きませんか・・・・・・あなたの生涯の思い出と歓喜のために。